ウェブデザイナーとウェブディレクター。 〜ワイヤーフレームについて思うこと〜
私の勤務するWEB制作会社では、ディレクターさんがワイヤーフレームをつくってくれる(こともあればくれないこともある)のですが、その内容を見て最近よく思うことがあります。
それは、「私(デザイナー)が知りたいと思っている内容と、ディレクターさんが気を使って構成資料に書いてくれる内容には、隔たりがある」ということです。
時間がないのに作ってくれるのは本当に嬉しいんです…。でもわからないんです…。
「何を伝えたいのか」がわからないんです…。もっと言うと「一番伝えたいのは何で、そこまで伝えなくてもいいのは何か」、つまり優先順位がわからないのです。
極端に言ってしまえば、ディレクターさんが懇切丁寧に作ってくれるその構成資料は、要素をテキストのみで箇条書きにしたものとなんら変わらないのです。それならテキストのみで書いた方が早いですよね。キャプチャとか頑張って貼ってくれてるのに…そこは丁寧でなくてもいいのに…。
優先順位からデザイナーが考える、というのもありなのですが、そうするとディレクターという職業の必要性に関わってきます。
会社によってフローは異なるかとは思いますが、
ディレクターに限らず、サイト構築に関わる上で
何を伝えたいか(大事なので2回言った)を共有することは非常に重要です。
こちらのブログがとても参考になりました。
ワイヤーフレームからデザインへと、具体的にどう昇華させるかの方法と、
ディレクターさんへのお願いも記載されています。
↓こういったところは非常に共感するところです…。
ワイヤーフレームの目的は優先順位や必要なコンテンツの確認です。デザイナーに余計な固定概念を捨てて作業してもらえるよう、ワイヤーフレームは極力シンプルにまとめるといいでしょう。
ディレクターさんへの注文ばかりになってしまった気がしますが、怒らないで聞いていただけると嬉しいなぁ、なんて思ったり。
わかります、わかりますよ。時間ないですし、クライアントからも社内からもつつかれて、板挟みの毎日だってことくらい。
だって私、元ディレクターですから。