勢いに任せてフィルムカメラへの偏愛を書き殴る
今更ながらこちらのお題に乗ってみます。完全に勢いに任せて書くので乱文、散文ご了承ください(丁寧語も省略)。
以前にも一度ブログで書いたけど、良い意味での制約が好き。光量足りないと撮れないし、デジカメみたいに逆光補正とかホワイトバランスとか手ぶれ補正とか付いてないけど、それだけ撮ることに集中できるのがいい。
初めて買ったフィルムカメラNikomatは露出計が使えない(もう電池が売ってない)から、いちいち携帯の露出計アプリで測らないと撮影出来ないじゃじゃ馬感も、もはや可愛く思えてきちゃう。「もうしょうがないなあ」って言いたいだけ、みたいな。光量測ってると「早く撮ってよ」って何回も言われてきたけどご愛嬌。
じゃじゃ馬だけあって、未だにかなり失敗することもあるけど、たまにある嘘みたいにきれいに撮れるのがあるともうそれだけで「あぁ、またフィルムカメラで撮りたいっ…!」ってなっちゃう。ほんとツンデレ。マジでツンデレ。
とはいえそこから会話も生まれたり。「フィルムで撮ってるんだ(物珍しそうな眼差し)」「かっこいいの持ってるね」「懐かしいな(年配の方から)」とかとか。
ちなみに今まで言われて嬉しかったベスト3はこんな感じ↓
第3位 「渋いの使ってるね」
→ニコマートを知ってる年配の方から。世代は違うけどどこか通じ合っちゃったよ?感で第3位にランクイン。ニコマート持ってると年配の方にモテる。
第2位 「あのカメラ(のチョイス)、いいですよ」
→元カメラマンの方から。「(そのカメラマンの人が)言ってたよ」と人づてに聞いたのでさらに嬉しい。人づてに聞く褒め言葉ってやばい。ニヤニヤしちゃう。
第1位 「(シャッターの)音が良いね!」
→小学2年生の再従兄弟から。次の日この子には写ルンです(30周年仕様)を買い与えた。
あとやっぱり、現像してプリントするのがいい。ここ大事。テストに出るレベルで大事。
スマホとかデジカメだと簡単にいつでもどこでも撮れすぎて、正直後から見返すことってほとんどなかったり。ところがプリントすると「あぁ…綺麗に撮れてる。いいね」って一枚一枚こう、見ていく時間が生まれたり。うまくれてるやつは飾っちゃったり。
そしてそれを人に渡すと喜ばれる!これは大きい!もともと人を撮るのが好きなのもあって、こうやって喜ばれる瞬間は本当に嬉しい。
いきなりフィルムカメラあるある:うまく撮れたのは大きく引き伸ばしがち(人にあげると「でかっ」と言われる)
あと、インスタグラムに撮ったものを投稿してたら、特に海外の方からいいね!が付いて嬉しい、というかちょっとびっくり。Web業界にいるのに、「インターネットって、こんなに簡単に世界と繋がれるんだ…!キラキラキラキラ゜*。(*´Д`)。*°キラキラキラキラ」って今更になって感動する。
ちなみに初めて付いたコメントが、たった一言「Love」で、これまたどこか通じ合っちゃったよ?感に感動。
そんでそんで、あの持ち運ぶには割と困る重さも可愛い(レンズも含めると800gくらい?)。もうしょうがないなあ。
あとファインダーを覗くと独特な古めかしい匂いがする。カビの匂い?いいえ、きっとそれはノスタルジーのかほり。
そんなこんなで、読んでいただけたら分かる通り、フィルムカメラと仲良くやっております。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。